久しぶりの書き込みです。
9月、日本へ帰国しました。 スウェーデンでの様々なことを思い出しながら更新していきたいと 思います。 夏になるとよく利用していた渡し舟。 クルマで乗り込み、約5~10分程で到着。 高速道路を使った方が便利だけど、のんびりとした夏はドライブついでで 田舎の道を走ります。 この船、一応、一般道路扱いのよう。 郊外なのでそう便利とは思えないのだけど、結構人気のようです。 とくにライダー達の姿が目立ちます。 10分ほどですが、外へでて、夏の太陽と涼しい風を体感しました。 もう少し長くてもいいのになあ。 しかし、日本の残暑、厳しいものです。やっと少し涼しくなってきたところ。 スウェーデンはすでに秋(日本の冬のようなもの?)のようで、肌寒いとか。 早くもスウェーデンが恋しくなってきた今日この頃です。 #
by tittut
| 2007-09-27 23:42
スウェーデンの臭い缶詰
Surströmming(シュールストローミング)という缶詰をいただきました。 世界でもっとも臭い缶詰といえばご存知の方も多いのでは。 ニシンを塩付けにして、缶の中で発酵させた食べ物。発酵のために缶が膨れ上がります。 もともと、スウェーデン北部で食べられることの多い缶詰で、スウェーデン人に聞いてもみんなだれもおいしいとはいいません。しかめっ面になる人多数。 ちょうど数年前、移住したのが夏だったのですが、ある日の夕方、外を歩いているとすごい匂いが漂ってきました。そのときの匂いがあまりに強烈だったためにとても自分ではこの缶詰めを手に入れる気にはなりませんでした。 スーパーにいけば、普通に手に入ります。缶が膨張しているのですぐに見つけられると思います。 先日、友人宅でこの缶詰を開封する機会がありました。 もちろん、開封したのは私ではありません。 が、この場に居合わせるのが恐ろしかったのはいうまでもありません。 開封時はコツがあって、普通の缶詰のように開けてはいけません。 ボウルに水を入れて、ビニールをかぶせ、水の中でゆっくりと開封します。 発酵した液が勢いよく飛んでくるので、水の中ですると匂いが抑えられます。 クネッケブロッド(硬いパン)にバター、ポテト、オニオン、ニシンをのせていただきます。 まわりの皆は思ったよりも食べれると言っていましたが、私はなんともいえない味にリタイア。 腐ったゴミ、下水の匂いといえばわかってもらえるでしょうか。 なにはともあれ、すごいです。 開封した場所はもちろん屋外です。種類によって匂いの強さが異なるようです。この缶は匂いはやさしいほうだそうです。 スウェーデンで機会があればどうぞ!とは、あまりいえない臭い缶詰の話でした。 #
by tittut
| 2007-08-23 07:10
夏祭り
私が暮らす町で毎年行われる夏祭りに行ってきました。 4日ほどかけた、有名な歌手のライブ等を盛り込んだお祭り。 数ヶ月前から前宣伝が町中にはいっぱいでした。 メインの日の土曜日、朝から町へお出かけしてきました。 町にはたくさんの露店がならび、多くの人たちが町へ出てきていました。 スウェーデンの露店、けっしてセンスがいいとは言い難いのですが雰囲気は楽しめます。 他にも、キャンディーやグミの露店も。衣類もたくさん売り出されます。 チボリと呼ばれる移動式遊園地が、特設会場となった中学校の校庭に ドーンと建っていました。 スウェーデンはイベントがあるところの多くに、この移動式遊園地が登場します。 ジェットコースターやグルグル回る怖そうな遊具やワンコインで商品をゲットする縁日の的当てのようなゲームまでいろいろ。 小さな子供連れはお散歩ついでについつい立ち寄ってしまいます。 午前中出かけ、縁日や遊園地を楽しみ、一旦自宅へ戻って夕方から始まるこの日のメインイベント、カーニバルを観に行ってきました。 うちの町にこんなに人がいたのか?というくらいたくさんの人々が集まっていました。 少し出遅れて到着したので、あまりの人だかりにいい場所をキープできませんでしたが、カーニバルの盛り上がりを楽しむことが出来ました。 狭い町なので友人、知人にもたくさん会います。 日本のお祭りのように連帯感とか、バッチリとした演技はありませんが、みんなとても楽しそうでした。 小さな町なりのこじんまりとしたイベントは、それはそれで楽しいのですよ~。 ※分かりずらい写真ですね。身近にカーニバルを体感できるということで・・・。 このイベントが終わると来週から学校が始まるところが多いのです。 共稼ぎが多いスウェーデンの家庭の最後の夏のイベントといったところでしょうか。 また、次の休暇(クリスマス)へ向けて日々の生活が始まります。 #
by tittut
| 2007-08-05 23:38
ストックホルムにある野外博物館、スカンセンへ行ってきました。
ストックホルムの観光地としても有名なところです。 スウェーデンの各地から昔の建物を集めて、昔のスウェーデン生活を見学することができます。 館内には動物達も飼育されていて、野外博物館ならではの開放感もあり観光客だけでなく 地元の家族連れもたくさんやってきます。 こちらはメインの入場口ではありませんが、ケーブルカーが利用できます。 ストックホルムの街の風景を楽しめます。 ベビーカーは軽く10キロは超える大型のものばかり。 我が家の息子もゆったり、ぐっすりベビーカーに乗ってお昼寝していました。 スカンセンにある雑貨を扱うお店も見所のひとつです。 機会があれば、ぜひ行ってみてくださいね。 北欧の夏は一日たっぷりと遊べるのですよ^_^ #
by tittut
| 2007-07-23 21:20
夏真っ盛り
夏休みが2ヶ月はあるスウェーデンの子供たち。 親も1ヶ月は休暇をとるのが当たり前。 夏がやってきて、日照時間も長く、子供たちも夜遅くまで遊んでいます。 うちの子供はまだまだ小さいので、夜遅くまで遊ばせるとはいきませんが、 夜遅くまで起きています。なかなか寝てくれないので親も必死です。 部屋を真っ暗にしてロウソクを灯したりして就寝ムードを作ります。 今年は晴天ばかりとはいかず雨天も多いですが、晴れの日はやっぱり清々しくて気持ちいい。 さて、夏と言えばここスウェーデンではイチゴのシーズンでした。 4月くらいから外国産(ベルギーやスペイン産)のイチゴが出回りますが 甘さはいまいち。6月にはスウェーデン産のイチゴがあちこち屋台で 売り出されます。これが甘酸っぱくてとっても美味しいのです。 我が家も毎日のようにイチゴを買って食べていました。 子供が生まれる前にはイチゴ狩りにもよく出かけていました。 そして、7月になり屋台のイチゴ屋さんはあっという間に退散してしまいました。 また、来年のお楽しみ。 そして、新ジャガイモの季節でもあります。 スウェーデン人に主食は何?と尋ねると、人それぞれ結構違いますが一般的にはジャガイモと答える人多数。 (年配の人はクネッケブロッド(堅いパン)の人もいます。若者になると何でもあり、ライスにパスタなどなど。) そして、便利なグッズがコレ。 ジャガイモの皮むき器です。 ジャガイモと水を入れてレバーをまわすと、キレイに皮がむけます。 これは手動のものですが、家電ショップに行くと皮むき器&蒸し器が一体型になった ものも。 ジャガイモ消費国ならではの一品です。 そして、8月になるとザリガニが解禁なります。 初めて食べたときはちょっとビビリながらでしたが、今ではガッツリと何の抵抗もなく美味しくいただいています。 そう、美味しいのですよ。カニとエビの間のようで。 季節の物を楽しく食するよろこび。冬が長く、食材もありきたりな多いものだけに夏は味覚の季節でもあるのです。 #
by tittut
| 2007-07-18 23:18
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